まったり気分

今日は仕事がヒマだったおかげで18時前に帰って来れました。なんかとことんスローペースな一日なので、聴く音楽までのほほん系の「遊佐未森」です。

忙しい時間を過ごし、たまにのんびりできたとしてもすることは決まって思い出探し。今回の思い出探しの主役は「ギター」でいってみましょう。

愛用のギターはIbanezっちゅーとこのJEM−90HAMというモデルなんですが、これが程々に高い代物でして、25万くらいしたっけな？もちろんスティーブ・ヴァイのようなプレイの100万分の1もできない俺ですが、今から4〜5年くらい前はちょくちょくライブなんかもやってました。思えばこの頃から作曲はスランプを迎えてます（笑）

うーん、なんかスランプっちゅーか、クオリティの高いものを作る以外「無意味」と決め込んでしまってる感じかな？常に上を目指す気持ちばかりが先走り、水準以上のものを表現しなければいけないと思い込み、にっちもさっちもいかなくなっちゃったんだな。

それから音楽からは遠ざかってしまう結果になっちゃったんだけど、今はある意味それでよかったのかもしれない。こうして仕事の合間に気楽にギターを弾き、誰の評価を気にする事もなく心にひらめいたメロディを気ままに歌にしてみる。こういうのもいいかもしれない。

芸術を商売にすると、まず必要になってくるのが「良い表現」ができること。しかしさぁよく考えてみると、心の中に浮かんだこと、表現したいこと、それら全てが常に「良い・ポジティブ」であることなんて無理。それをやろうと思った瞬間、自分の心と決別することになる。覚悟できてるプロとは違って、素人にはできないことです。

今は、誰に聞かせるともなく自分の作りたいように曲を作れるので純粋に楽しいです。しかし、自己満足なのでヘンな曲ばっかりです（笑）だから誰にも聞かせられないんだけど(^^ゞ

それにしても、一応はギタリストのハズなのにギターで作曲したことなかったりする。作曲してる人たちってどーやって作曲してるんだろう？それはきっとホントに人それぞれなんだろうけど、俺はキーボードで、しかもエレクトリックピアノの音色で作り始めることがすごく多いです。ギターはアレンジの途中で決めていきます。ギターが2の次というところでギタリストを名乗るの間違ってるなと自分でも思う。。。しかしまぁ唯一の生演奏の部分でもあります。ギター以外はぜんぶ打ち込みなんで。

音楽からすっかり離れてしまった感があるのに、仕事中も食事中も道歩く時も、いつも心にメロディを探してる自分がいる。うん、まだまだこれからだって思った。

思い出深いギターですが、音の思い出作りはまだ終わらないようです。